こんにちは賢人（けんと）です。
今回はコラム的に
海外積立投資を行う際に「為替」についてどう考えるべきかを書いていこうと思います。
基本的に海外積立はドル建てのものが多いです。
というか、せっかく日本のリスクを考えて
海外に資産を構築して資産を分散させようとしているのに
円でもってちゃ意味がないですからね。
となると当然海外積立を検討されたり、初心者の方はこうした疑問を持つと思います。
当然の質問ですよね。
順に答えていくと、
１．毎月の支払い金額は変わります。
（引用：世界経済のネタ帳）
例えば、
毎月500ドルの積立を行う際は、
１ドル100円なら50,000円が
１ドル110円なら55,000円が
１ドル120円なら60,000円が
引き落とされます。
２．円高で損をする可能性
仕組み的にはありえます。
ただ、基本的には考えにくいです。
なぜかというと、
- 日本が円安になるような政策を進めていくから
- 円高なら解約しなければいい
- 円高ならドルのままもっておけばいい
からです。
日本は、現在1000兆円を超える借金を背負っています。
だからといって国家が破綻するとかいったことはありませんが、
借金は借金
その価値を小さくしたいのは当然です。
だから、円の価値を下げ、借金の価値を対外的に下げようと試みるのです。
日本政府は実は世界一の海外財産をもっていますから
借金の価値が下がって海外資産の価値が高まれば
日本の財政は復活するということです。
だから、円高になるという未来は基本的に考えにくいと思っていいでしょう。
まぁ円高になってしまうと日本の財政がまずいことになるので、それはそれで海外に資産を形成していてよかったとなるんですが。
３．積立期間中の為替の変動について
海外積立投資は基本的に長期に渡って一定額を支払い続けます。
なので結局為替の変動は平均化され、将来的に円安になることを想定すると為替変動による損失リスクはほぼ無いと考えて大丈夫でしょう。
つまりドルコスト平均法の考え方ですね。
満期を迎えて解約をしようとするタイミングで
一時的に円高トレンドで円高になっていたとしても
どうしても「今すぐにお金が必要！」という場合を除けば
解約せずにそのまま運用だけを継続させたり
そもそもドルのまま保有し続ければいい
わけですからね。
さすがに満期になるころに
「「「「「円の貯金がない！」」」」」
ってほど海外へ資産を移すのは日本に居住する上で不利なことこの上無いですから
しっかりと円資産も持っておけば、
円高な時は円を使って生活し、
円安になったらドルを使うか、円に変える
という手法をとればいいわけです。
今回は少し文章量短めのコラムでしたが、こんな些細な疑問や質問でも遠慮なく連絡ください＾＾
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