2018年12月28日
FTLifeの買収が発表されました。
香港の不動産大手、新世界発展は子会社を通じて富通保険(FTライフインシュアランス)を215億香港ドル(約3千億円)で買収すると発表しました。
新世界発展は、これまでの収益の柱であった不動産に加え、生命保険事業を新たな収益の柱として収益源の多角化を目指しての買収だと思います。
FTLifeについてなんとなく知っている人であれば
「また社名変わるのか!?」
と思うでしょう。
もともと、FTLifeは、Ageas(アジアス)という社名でした。
フォルティス・フィナンシャル・グループの保険部門であったフォルティス・ホールディングが、2010年に改名しアジアスとなったのです。
なので、この頃にアジアスで海外積立を初められた方もそれなりにいるはずです。
その後、2015年ごろに中国資本のファンド会社であるJDキャピタル(Tongchuangjiuding Investment Management)が、14億米ドルでAgeasを買収して、FTLife(FTライフ)に改名されました。
つまりJDキャピタルは2015年に約14億米ドルでアジアスを購入し
2018年待つにFTLifeを売却して約27億米ドルで売却したことになります。
つまりおよそ3年で2倍近くの値段で売れたわけです。
さて、とはいえこの買収劇において私達が気になるのは、
買収によって私達にどんな影響があるのか
ですよね。
結論から言うと、
すでに契約済みの契約者にとっては何の影響もありません。
これはアジアスがFTLifeに変わったときも同様に既存の契約者にとっては何の影響もありませんでした。
ただし、それ以外の人にとっては多少影響がある可能性は否定できません。
そう、商品ラインナップが変わる可能性は十分にあり得ます。
最近RL360のQuantumの打ち切りと新商品への切り替えが発表されたのも記憶に新しいですね。
するともしかしたら現状FTLifeの商品で人気のあるOscarが打ち切りになる可能性も0ではありません。
…お気づきでしょうか?
そう、こちらもRL360と同様
「買収によってoscarが今後契約できなくなるかもしれない」
という文言で契約を急かす業者が現れる可能性が非常に高いです。
確かに文言としては間違っていませんが、10年以上の付き合いになる海外積立をそんな安易に契約してはいけません。
それに買収した企業だって当然収益を上げたいわけですから、もしかしたらoscarよりももっと良い商品が登場する可能性だって十分にあります。
ただ、こうした商品のアップデートは、気にし始めたらきりがありません。
家電って毎年新しいのが出ますよね。
新しいもののほうが当然性能は良かったりするわけですが、そんなもの待ってたら一生買えません。
必要に応じてその時のその商品の性能(内容)に納得して購入するわけです。
余計な情報や営業トークに惑わされず、しっかりと商品の内容を吟味し、比較し、自分のライフプランを考えながら慎重に判断していきましょう。
余談ですが……
FTlifeが社名変更したら、ブログ内の「FTLife」っていうところを全部「新社名(元FTLife)」に変える作業が襲ってくることを考えると
社名このままにしてくれないかな…笑
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