こんにちは賢人(けんと)です。
今回の記事では
- そもそも資産運用とは何ぞや?方法は?
- 何が資産運用なのか、投資なのか
という基本的な点に立ち返って、投資家である賢人の考えと方法について丁寧に解説していきます。
「いまさら何を…。そんなのわかってるよ」
という人もいるかもしれませんが、実は勘違いしている人も多いと思うので、まずはしっかりと自分が何をしようとしているのか、何をしているのかをしっかり把握できるように基本に立ち返ってみましょう。
Contents
資産運用とは?
資産運用とは?
そもそも資産運用とは
資産を運用することです。
「いや、当たり前…」
と思われる方が当然多いでしょうが、大事なことなのでもう一度言います。
「資産」を「運用する」ことです。
なぜこんなにしつこく行ったかというと、銀行や証券会社のような金融業界で働くようなプロでさえも間違って捉えていたり、日々の業務の中でこの本質を忘れてしまっていることが多いため、注意してほしいからです。
資産とは、「資本」を「産む」もののことをいいます。
資本とは、「資金」や「資材」のことを主にいいます。
資本は資産に投資することができます。
投資とは、「資本」を「投じる」ことをいいます。
資産は資本を産みだします。
産みだされた資本は、消費されたり、再び別の資産へ投資したりすることもできます。
簡単に図にするとこんな感じでしょうか。
こうした資本を資産に投じて、さらなる資本を産みだし、資産を運用して資本を循環させていくことを資産運用と言います。
現代の世界の多くの国では、いわゆる資本主義経済で成り立っています。
資本主義経済下では、自分が消費するためだけではなく、他者の欲望に応えるための生産活動がも行われます。むしろ割合としては後者の方が大きいでしょう。
つまり、生産活動によって利潤を得ることを目的としています。
イギリスの産業革命以降、資本家と労働者の関係を起因とする問題は後を絶えません。
資本主義経済においては、生産手段(現代では工場や機械、システム)を持つことのできる資本を有する資本家が、生産手段を自ら得るほどの資本を持たない労働者を使用することによって資本を産みだし、利潤を得るという構図が一般的です。
これによって、生産手段を自ら持たない労働者も賃金という形で資本を得ることができます。
しかし、一方で労働環境や格差など資本家と労働者の関係性は長年多くの課題を抱えてきているのも事実です。
<対立する資本家と労働者 間に挟まれているのは消費者>
ただ確かなのは、このような資本主義経済下では、「資本を持つ」ということが非常に大切だということがわかります。
では、資本をもつためにはどうすればいいのでしょう?
資本をもつためには、資本を産みだす資産をもつことが大切です。
では、資産とは具体的にいったい何なのでしょうか?
一個人が資産運用を行う上で、資産として見るべきなのは、
「株式」「債券」「不動産」の3つのみです。
それ以外のものは資産ではないと考えても良いでしょう。
資産とは、「資本」を「産む」もののことをいいます。
と考えの方も多いでしょう。それは間違ってはいません。
例えばAppleという企業にとっては、iPhoneやMacBookという商品やその設計図は、資本を産みだす資産であると言えるでしょう。
しかし、先ほども説明した通り、私たち一般の労働者にとってこうした生産手段を持つことは簡単ではありません。
「株式」「債券」「不動産」の3つ以外にも厳密には世の中に資産は多く存在しますが、投資家として資産運用を行うにあたっては、この3つだけが資産だと考えるようにしましょう。
株式について
株式とは、会社が活動していくのに必要な資金を集めるために企業が発行する証明書のようなものです。
実は株式会社の所有権は経営者にあるわけではありません。
資金を出資した株主が所有権を有します。
つまり、特定の企業の株式を保有ことで、その企業の一部を所有することと同義になります。
企業では、経営者と従業員が働いています。
彼らは企業の利益を生み出すために労働しています。
こうして産み出された利益は誰のものでしょう?
すべて株主のものです。経営者や従業員のものではありません。
もちろん、企業を維持し、発展していくために経営者や従業員には報酬や給料といった形でお金が支払われたり、将来の事業や設備などのために一部内部に留保しておく分もありますが、それを除けば、利益は株主へ還元されます。
まさに資本主義経済における頂点に立つということになりますね。
債券について
債券とは、お金を貸したときの元本と利子を受け取る権利(債権)の証明書のようなものです。
お金を借りて返済しなければならない人のことを債務者といいます。
お金を貸して債券を有する人のことを債権者といいます。
債権者は債務者から貸した金額である「元本」と「利子」の支払いを受けることになります。
基本的に、債務者は労働によって価値を生み出し、お金を得て返済するしかありません。
つまり、債権者は、債務者が行う労働のオーナーと考えることができます。
これも資本主義経済における頂点に立つということになりますね。
不動産について
不動産とは、不動の資産のことをいいます。動かない資産、土地や建物のことを主にいいます。
つまり、不動産とはその「場所」を資産としてみているということです。
そのため、場所が変われば資産の価値も変わります。
ほら土地の値段って場所によって違うでしょ?
それは、現代における私たち人間の多くが定住型の生活をするためです。
古くは、狩猟や採集によって生活をしてきた人類は、その性質上移動しながらの生活をおくってきました。
しかし、新石器時代に入ると、農耕や牧畜を行うようになり、これに関連して定住生活をおくるようになりました。
現代でも基本的にその流れは変わっておらず、多くの人は「家」という自分の住処を「場所」にかまえていると言えるでしょう。
つまり、人間が生活をする=固定の場所が必要ということになります。
そしてそれは、基本的に人間のほとんどが欲するものだからこそ、価値があるのです。
例えば、田舎の山林の中で自然に囲まれて暮らすのは幸せなことですが、資本主義経済下においては、インフラの整った都会で暮らすほうが、様々な面で経済的にメリットを受けることが多い傾向にあります。
そのため、多くの人々が経済的メリットの大きい場所を欲します。
しかし、場所は有限ですから、必然的に人気の高いエリアは価格が高くなり、人気の低いエリアは価格が安くなってしまう傾向があるのです。
また、その地域に住む人々の平均所得も価格に影響してきます。
人々の所得が増えれば、場所に対して支払うことのできる金額も大きくなります。こうして価格が上昇するため、先進国や発展途上国、新興国の間で土地の値段が異なるのです。
また、都会や都市部でなくとも警官の美しいリゾート地なども値段が高くなることが少なくはありません。
結局は、人の需要による価格変動が大きいのです。
まず賃料、住宅であれば家賃を支払う人は、どのようにして支払うのか考えてみましょう。
そう、主に労働によって支払うのです。
不動産を保有するということは、住居であれば、そこに住む人の労働のオーナーになること同義ともいえます。
オフィスや店舗として貸し出すときも同様です。
借りた人は労働によってその賃料を支払うことになります。
実は不動産の売買、つまり所有権の移転を行う場合にも、この賃料の考えが影響してきます。
そもそも、その不動産を購入したい目的は、その不動産を第三者に貸し出すことで収益を得るためです。
基本的に不動産の価格は、どのくらいの金額で貸し出すことができるのかを計算した上で決定されます。土地価格の上昇を狙って売却益を目指す場合でも、その保有期間中に第三者に貸し出すことでさらなる収益も目指せます。
これは、マイホームを建てる時も同様です。
自分たちが住むため、基本的に第三者に貸し出しは行いませんが、原理的には、自分に対して貸し出しているという考え方ができます。
第三者に貸し出すことで収益を得ることができるにもかかわらず、その選択をしないことで賃料として得ることができたであろう金額を放棄しているわけです。その放棄した価格は実質的に自らの賃料であると捉えることができます。
資産運用したほうがいい10の理由
実はこうした疑問を持っている人は思っている以上に多いです。
特に労働によって比較的多い収入を得ている層の方がこうした傾向にあります。
自らの労働による収入だけでなく、資産運用もしてお金を得た方がいい理由をざっと10個ほどあげてみました。
- 資本を持ち続けるだけでは、資本は増えない。資産を持って資本を産みだした方が良い。
- 年金はなくなることはないが、払い損になる割合が年々増えていく。足りない分は自分で用意しなければいけない。
- 実際、金融庁も東京都も資産運用のための制度を作り始めた。
(iDeCo、NISA、積立NISA、東京都金融都市化計画など) - 日本は人口減少社会であり経済が低迷している。
- 少子高齢化が進み、社会保障費の負担が上昇、手取りはどんどん減っていく。
(2002年と2015年では、年収700万円の人で給与手取り額が約50万円減少) - 退職金も年々減少し、老後資金のあてにはできない。
- 平均寿命が上昇し、老後期間が長くなることで老後資金はますます必要になっている。
- 万引きをしている人の60%以上は高齢者である。
- せっかくの老後はなるべく豊かに楽しみたい。
- 日本の方針では、円安(日本円の価値が減り)と物価上昇を目標にしているため、相対的に貯金の価値は減少する。
(この50年で物価は8倍以上の上昇、現預金は8分の1以下の価値に下落している)
今回はわかりやすい10の理由をあげましたが、他にもあげ始めるとどんどん出てきます。
経済産業省の産業審議会の資料によれば今後の過剰な円安により国民資産が3分の1になるとの予測がでていたり、終身雇用の考えが薄れ始め、安定した仕事はなくなり、いつどこでリストラされるかわからない…などなど。
こうした理由を見てもらえるとわかるように
資産運用をすれば得をするというよりも、
資産運用をしないと損をする時代が迫っているのです。
確かに労働によって十分な資本を得ることができているなら、直近の生活に困ることはないでしょう。
しかし考えてみてください。
収入が高いとはいえ、それはその収入を得るために努力をした結果です。
そうして得た資本が、貯金が、円安や物価上昇によって価値が将来的に落ちてしまう時代なのです。
昔は良かったのです……なんていいたくはありませんが、事実、90年代前半ごろまでは郵便局の定期預金の金利が7〜8%あったのです。
こうした金利なら、預けているだけで10年で資本は2倍になりますから、資産運用は必要ありません。
しかし、時代は変わったのです。
このころの日本を味わうには日本を出て、発展途上国や新興国を目指さなければなりません。
現在の日本のゆうちょの定期預金は0.01%です。
近年、値段は同じでも食料の内容量が減っていたり、納豆、牛丼などが値上がりするなど物価の上昇を日々体感していませんか?
これは1年単位で考えると実は大きな差ではないように感じるでしょう
しかし、1年で物価が1%上がったとして、ゆうちょの定期預金の金利を比べてみるとどうでしょう?
たった一年で、貯金の価値が0.99%下がってしまうのです。これが十数年、数十年となると…。
つまり、資産運用をしなければ、「頑張って働いて貯金したお金=自分の努力の価値」が下がってしまうとも言えます。
だからこそ、労働により資本を獲得して終わるのではなく、その資本を資産に投資することで資産運用を行って、自分の労働の価値を減らすことなく、むしろ相対的に高めていくことが必要なのです。
よくある質問や勘違い
では、資産運用に関するよくある質問や勘違いを見ていきましょう。
気持ちはわかります。
日本人はこうした資産運用や投資に関する知識がないことが多いため、判断を先送りにしがちです。
しかし、資産運用で資本や資産を増やすには基本的に年数が必要です。年数が少ないと資金は思うように増やせない場合が多いのです。
逆に言えば、年数があればある分だけ有利に資金を増やすことができます。
「もうちょっとお金が溜まってから…」
というように年数を消費するよりも、できるだけ年数を増やす努力をしてください。資産運用における複利効果は年数が長ければ長いほど効果を発揮します。
多くの人がこの考えで失敗しています。
一部を除いて、基本的に私たち一般人が銀行や証券会社で相手するのは「販売員」です。
コンサルタントやアドバイザーなんて名前をつけている場合もありますが、こうした人たちは「自社製品を売ること」を目的としており、その手数料収入を得ることが最大の目的です。
実際、こうした金融期間による手数料収入を目的とした投資信託等の回転売買は金融庁も問題視しています。
つまり、銀行や証券会社に行っても、本質的に皆さんに対して最適な相談やコンサルティングはなされません。というか多くの販売員ができません。
だって、彼らは投資家や運用者でもなんでもない、ただの販売員なので自社製品くらいの知識しかありません。
一方で、自社商品の知識はもちろん売るための技術は完璧です。初心者なんてイチコロです。じゃないとあんなにバンバンCMや広告なんてうてません。笑
相談やアドバイスを求めるなら、自分で勉強して、実際に運用している人や投資家に話を聞いて、しっかりと自分で判断して、あくまで購入手続きや口座開設などの手続きを金融機関で行いましょう。
FX、つまり為替レートへの投資は資産への投資ではなく値動きの上がり下がりを読み取る投機です。
(投機とは、「機会」に資本を「投じる」こと)
そして、FXをはじめ投機の多くは期待値がマイナスです。
一見すると上がるか下がるか50%50%のゼロサムのようにも見えますが、取引を行うたびに取引所に手数料を取られるので、原理的には相場から資金が減っていきます。
決して否定はしませんが、これを資産運用と捉えて、これ一本に絞るとかはやめましょう。
これもFXと同じです。
石油も、とうもろこしも同じです。
これらは値段が上下に動くので投機は可能ですが、厳密にはこれらは資産とは言えません。
石油もとうもろこしも保有していてもなんの資本も産みだしません。
産油国の土地を持っていれば石油がでるかもしれません、畑を持っていればとうもろこしを栽培できるでしょう。
ですが、これら石油やとうもろこしは消費されるだけです。
仮想通貨も同じです。保有しているだけでは資本を産みだしません。
確かにそうです。確かにいるでしょう。
ですが、当然です。
これらは投機なので確率です。確率はブレます。
今の所勝ち続けている人もいれば、負け続けている人もいます。でもこの先はどうかわかりません。
しかし、これらの投機は基本的に期待値がマイナスである以上、あまり深く足を突っ込みすぎないようにしなければなりません。
投機を否定はしません。賢人もすることがあります。
しかし、資本を投機のみに集中させることだけはやめましょう。
よく考えてください。
なぜ勝ってる人がたとえ有料とはいえ、そうしたサービスを行っているのでしょう?
答えは簡単です。
その方が安定的に儲かるからです。
結局彼ら自身もそうした勝ちを長く続けることが困難であることは認識しているわけです。あるいはそれを続けるのがしんどいのです。笑
本当にすごい投機家たちは決してそのようなことはしません。だって手間だし、そんなことする以上に自分で稼げるので。
そもそも投機で成功を収めている人は、必ず投機以外にもしっかりと資産を持って運用しています。彼らは全てを理解した上でしっかりと投機しつつも資産を持っていることがほとんどです。
金はそもそも鉱物としての価値はあまりありません。
その美しさと反応性の低さ、精錬の必要がないなどの理由から貴金属として愛されてきたり、貨幣として使われてきたなどの長い過去の歴史からその価値を信じられているものです。
そのもの自体の価値はそれほど高くないものの、多くの人が信じ、欲しているから価値が形成されています。
もちろん金を保有していてもなんの資本も産みだしません。この原理でいうならやはりこれも資産ではありません。
ただし、現在は2つの要因で金の価値が上昇しています。
鉱物資源であり、現代においても金の生成は実質的に不可能です。つまり地球上に存在する採掘量が限られています。
また、世界第2位の人口を抱え、経済発展を遂げるインドにおいて、インド人たちが好んで金を買っているのです。彼らはこれまでの歴史で幾度も貨幣をめぐる混乱に巻き込まれてきたことから、こうしたものを欲しがる傾向が強いという説もあります。
逆に、この2つの要因が崩れた時、金の価値は下落するでしょう。
この要因が崩れない限りは価格形成メカニズムにより上昇を続けるでしょう。
金は資産ではないので、資産と反対の動きをします。
リーマンショックの時に全ての資産が下落をした中で、唯一金だけが下落しませんでした。
そういう意味での使われ方としては良いものですが、やはり資産とは言えません。
資産運用の方法
まず、前提として頑張って働きましょう。笑
というのも、ある程度の資産が出来上がるまでは、自分とお金両方で働いた方がより早く大きな資産を形成することができます。
ダブルエンジンもしくはツインドライブです!
ほら、よくロボットアニメとかで2つのエンジンみたいなの積んでる方が強い!みたいな感じです。笑
さて、まず具体的に資産運用を行うステップを確認していきましょう。
1.投資資金を捻出する
投資、資本を投じる為には、投じる資本が必要です。
この場合はお金ですね。これを捻出する必要があります。
パターン1:労働
- 出世する
- 残業する
- 転職する
- 副業する
パターン2:節約
- 節約する
- 何か解約する
- 何か売却する
- 保険を見直す
- 生活費を見直す
- 家賃を見直す
まぁいろんな方法がありますよね。
極端な話、土日働くだけで日給1万円なら1ヶ月で8万円、年間約100万円の資金が出来上がります。まぁ休み無しはきついのでほどほどにしないといけませんが…笑
ほかの出世や転職などによる捻出はすぐに簡単にできるようなものではないとも思うので、パターン2を少しずつ行うことでギリギリの生活だとしても多少は捻出できるでしょう。
特にこの中でも、「保険の見直し」はウェイトがかなり大きいです。
保険は家に次いで人生で大きな買い物とも言われています。
実際、生命保険や医療保険、収入保障などひと月に数万円以上かけている人も少なくありません。
しかし、残念ながら多くの日本人が保険の営業マンやそのトーク術、CMやTV番組の感情を煽るような表現によって実際には必要のない保険に加入しているケースが見受けられます。
また、保険商品で資産運用ができるかのような文面を信じてしまって加入している人も多くいます。
2017年には金融庁の森長官が
貯蓄性保険商品の販売であれば、これまでは、「この商品は、死亡保障と資産運用を同時に行うお客様のニーズに応えたパッケージ商品です」という説明だったのでしょうが、顧客の立場に立てば、個別の債券・投信と掛捨ての保険を別々に購入した場合とのコストの比較を顧客に理解してもらった上で投資判断をしてもらう必要があるのではな いでしょうか。
と発言しています。
これ当たり前のことなんですが、保険会社のセールスも巧みですから契約しちゃう人も多いんですよね。
あくまで保険は掛け捨て、資産運用は株式や債券で行うことが当然なのです。
こうした保険の見直しをしっかりとすると結構な場合で毎月運用に回せる資金は捻出できます。
2.いよいよ投資対象を選定する
さぁいよいよ投資対象を決めましょう!
とっても、すでに3種類に絞れていますから、どれができるのか、向いているのかを判断することになります。
なんとなく年利を見ながらこれらのどれに投資するのかを考えていきましょう。
手段1「株式」
株式への投資は、
年利10%〜500%
過去200年の世界の平均が年率7%と高いので、こういった高い年利を出すことも可能です。
しかし、高いリターンが期待できる反面、値段の下降リスクや企業の倒産リスクも存在するため、難易度が高いのが特徴です。
世の中にこれだけ「株はこうすれば儲かる!」なんて本が溢れているのも、こうした本を売った方が安定的に儲かるというのも大きな理由の一つでしょう。
ただ、「株のテクニック!」「儲かる方法!」みたいな直接的な本やセミナー、講座ではなく、本質的な「金融知識」「リテラシー」のような勉強をする本やセミナー、講座に参加してみるのはいいでしょう。
また、株式優待なども存在するので、リターンをあまり目標とせず、配当や優待をメインにした運用もありっちゃありですね。
元プロ棋士で現在株主優待生活を送ってる桐谷さんなんて有名ですね。
手段2「債券」
債券は、
年利3%~7%
ぐらいが目安になりますかね。
3%っていうのはアメリカ国債で7%はインドとかが該当しますね。
債券は、発行体によって安全度が異なり、それによって金利も上下します。
大国の国債は安全度が高い反面リターンが少なく
発展途上国や新興国はリターンが大きい反面安全度が低いためリスクが高い
となります。
手段2.5「投資信託(ファンド)」
と言われそうですね^^;
ごめんなさい、まぁ投資信託(ファンド)に関しては主に株式や債券組み合わせた金融商品なので、これも投資対象には入ります。
投資信託への投資は、
年利10%を目指す程度
となります。
国内でちょっと安全に行くと5〜6%とかですかね。
一部の成績のいいファンドでは、短期的には20%とか出ることもありますが、なかなか長期で維持されるものではありません。
個別の銘柄を自分で選んで買う株式と比べると難易度が下がるものの、投資信託の場合、金融機関の言いなりになって購入してしまう人が多く、現在半数近くの人が運用はマイナスとなっているそうです。
しっかりと自分で判断基準を持って選べるようになると国内にもいい投資信託もありますが、10%を現実的に目指すなら海外を利用しましょう。
海外積立を行う場合、天引き効果を利用できるので強制的に貯蓄ができて効果的です。
ただ、積立投資を行うという都合上どうしても時間がかかってしまいます。複利効果は偉大ですが即時性がありません。子供の学資保険代わりや年金の足しという目的にはちょうどいいです。
手元にいくらか資金があって、積立よりも早く増やしたいと考える場合は、後述する海外不動産か、海外積立の会社が提供している一括型の商品が選択肢に入るでしょう。
一括商品で年利10%を達成できれば、7年で約2倍、14年で約4倍になる計算です。
手段3「不動産」
国内不動産
まず売買を売却益などを目指すタイプの不動産投資は、競争が激しい上に難易度が高いのでオススメできません。
だって個人が業者に勝てるわけないでしょ?
一方で、労働の対価とも言える与信枠を活用した資産形成であれば悪くありません。
つまりローンと家賃収入を組み合わせて自己負担がなるべくない形で資産を形成するということです。
比較的参入しやすい中古ワンルームへの投資だと、
35年で1部屋約1,000万円程度の資産価値(物価上昇してたら1,500万円とか)
25年で1部屋約500万円程度の資産価値(物価上昇してたら750万円とか)
が自己負担少なくできます。
ただ、これはせっかく真面目に働いて手にした与信枠を使わないのはもったいないかもよ?的なおまけ要素が強いかなと思います。
前提として2050年でも日本唯一人口が増加するとされている東京都の駅チカの物件とかじゃないと将来の価値が不安です。
しかも現在東京の不動産価格は上昇していて、中古物件の値段も上がってしまって中々いい物件が出てこないんですよね。
だから、「本当にいい物件があれば」という条件付きで、無理しない範囲で保有するといいでしょう。
一応賢人も中古ワンルームなどを仕入れ値に近い格安で紹介してくれる会社を知ってますし、興味があればお繋ぎできますが、最近は中々良質な物件が出てきづらい傾向にあるようです。
海外不動産
海外不動産と聞くとコンドミニアムとかいわゆる部屋ものへの投資が多いと思いますが、あのタイプは正直結構難しいので、あまりオススメできません。
(多分タイとか中国とかアジア地域のそういった投資で痛い目見てる人結構いるはず)
賢人が現在やっているような土地に対する投資であれば
年利50%~100%
は現実的な数字です。
ただもちろん、これは情報が命です。
その辺の海外の土地を買えばいいってわけではありません。笑
というか外国人が土地購入可能な国って結構限られてますからね。
連絡いただければご紹介できますので連絡ください。
まとめ
だーっと、資産運用について賢人的な考えを書いてきましたがいかがだったでしょう?
読みにくい点やもっと気になるところなどあると思いますが、ちょっとずつ加筆修正していく予定ですのでご了承ください。早く知りたい方は連絡ください。
と思う方もいるかもしれません。
だって、株式は難易度高いし、債券はなんか利率あんま高くなさそうだし、投資信託も日本のは難しそうだし、海外積立はよくわからないし、国内不動産はローン組まなきゃだし、海外不動産は情報ないし…
そう思うのも当然です。
でも、だから賢人がいるのだし、世の中には書籍をはじめとした情報が溢れているのです。こうしたものを有効に活用して、時には相談して、質問して、理解を深めることさえすれば資産運用は途端に難しいものではなくなります。
投資が初めての方にとっては、難易度順に
株式>投資信託>債券>国内不動産>海外積立(一括)>海外不動産
という感じかな?と賢人は思います。
これ気づきませんか?
「始めやすいもの」「敷居の低いもの」ほど難しいということになってませんか?
資産運用は失敗する、怖いという人は、難易度が高いという認識がなく、
「始めやすい」「敷居が低い」という理由でこうした資産運用に手を出して失敗してしまうのです。
そして、これら始めやすい資産運用の多くは金融期間の手数料ビジネスと深く関わっています。つまり金融機関が手数料が欲しいがために広く宣伝するわけです。
CMもいっぱいやってるし広告もいっぱい出てるから何か安心感を感じるために「敷居が低い」わけです。
もちろん、これらはれっきとした投資であり資産運用であり悪いものではありません。
しっかりと知識さえつければちゃんと資産・資本を増やすことができます。
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たまに、「本当に無料で相談に乗ってもらっていいんですか?」と聞かれます。
確かに、私は直接会って相談やコンサルティングを行う場合は料金をいただいていますが、このブログを通してメールやLINEでの相談やコンサルティングには料金をいただいていません。
賢人の場合、直接会ってコンサルティングを行う場合は、仕事としてやっていますが、ブログでの相談やコンサルティングについては、趣味という感覚でやっています。
趣味だから適当にやっているわけではありませんよ?笑
これも賢人の目標のためなのです。
多くの人にちゃんとした資産運用をしてもらって、喜んでもらって、幸せになってもらって、賢人に感謝してもらって(笑)
そうすると賢人の投資仲間がどんどん増えていきます。
例えば、将来的にLINE@の登録者がどんどん増えてきたら賢人も嬉しいです。そうするとモチベーションがどんどん上がってきて、もしかしたら有用な情報を発信する賢人ちゃんねるみたいなものもできるかもしれません。
もしかしたら賢人のブログが書籍化するかもしれませんよ!?(笑
投資家仲間が増えれば、投資家仲間としてお互いに有用な情報を交換し合って、お互いにとってプラスになって、もっともっといい投資や資産運用ができるようになります。
こんな下心があるだけので、遠慮なくお気軽に連絡して賢人を利用してください。笑
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